国土交通省 熊本河川国道事務所は、九州中央自動車道「蘇陽五ヶ瀬道路」の工事が11月末に着工することを発表しました。この道路は熊本と宮崎をつなぐ新しい高速道路で、両県のアクセスが向上し、災害時の緊急輸送道路としても重要です。
「中九州横断道」
この道路の建設は、現在の「中九州横断道」と共に進行中で、熊本市から高千穂を経由し、宮崎県延岡市までを結ぶものです。
これにより、熊本と宮崎がより便利にアクセスできるようになります。特にキャンプやアウトドア好きの皆さんにとって、新しいキャンプ場や自然の楽しみが増えることでしょう。
注目キャンプ場
- 服掛松キャンプ場(熊本)
- 歌瀬キャンプ場(熊本)
- 仲山城跡キャンプ場(宮崎県)
- 日之影キャンプ村(宮崎県)
- 池の窪グリーンパーク(宮崎県)
また、この道路建設に伴い、周辺の地域も発展が期待されます。新しい施設や観光スポットが増え、地域全体が活気づくことでしょう。これからの季節、キャンプに行くのに最適な環境が整いつつあります。新しいキャンプ体験を楽しむために、ぜひ計画を立ててみてください。
中央自動車道と蘇陽五ヶ瀬道路が交通効率向上へ
- 九州中央自動車道は、九州を東西に横断する約95キロの高速道路で、嘉島から延岡までの所要時間が半分以下の1時間15分に短縮される。
- 蘇陽五ヶ瀬道路は、熊本県山都町から宮崎県五ヶ瀬町までの片側1車線の自動車専用道路で、着工式が行われた。完成時期は未定。
- 着工式で、国土交通省九州地方整備局の森戸義貴局長が地域との協力に感謝し、梅田穰町長は事業進展や予算について宮崎県と連携して進める考えを示した。
日本一美しい川々のランキング
国土の75%を山地が占め、標高の高い上流から急勾配で流れる特徴的な川が多い日本。今回は、国土交通省が発表した「水質が最も良好な河川」をランキング化し、その中から特に注目の三つの川を紹介します。
これらの川は透明度が高く、美しい景観や清らかな水が魅力。川辺川や五ヶ瀬川など、日本の自然美を満喫できるスポットにも注目です。
1. 荒川(福島県) 荒川は福島市内を流れ、その26.6kmの流路は途中で阿武隈川と合流します。荒川が美しい理由ははっきりしていませんが、急流できれいな山の水が早く町に流れ着くことや、弱酸性であることが挙げられます。1998年には地域の清掃活動として「荒川づくり協議会」が立ち上げられ、その後は「荒川クリーンアップ大作戦」に発展。地元の人々の協力により、川の水質は守り続けられています。
2. 川辺川(熊本県) 球磨川最大の支流である川辺川は、熊本県南部を流れる全長50kmの美しい川です。この川は尺アユや尺ヤマメ、焼酎づくりで有名であり、豊かな自然が広がっています。ただし、現在は流水型ダムの建設が予定されており、その影響が懸念されています。ダム建設が実現するかどうか、そしてその影響がどれほどか、注視されています。
3. 五ヶ瀬川(宮崎県) 宮崎県、大分県、熊本県の3県にまたがる五ヶ瀬川は、美しい渓谷や峡谷を形成しています。その中でも高千穂峡は国の名勝・天然記念物に指定され、断崖絶壁が7kmにわたり迫力を見せています。観光地としても有名で、「真名井の滝」や「高千穂三橋」など、神秘的で美しいスポットが点在しています。
これらの川は地元の清掃活動や地域の協力によって美しいまま保たれており、訪れる人々に自然の美しさを伝えています。これからの季節、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
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